肩こりを悪化させる「無意識のクセ」3選 ― 日常で見落としがちなポイント
「肩をもんでもすぐ戻る…」
「気づくと肩がガチガチ…」
そんな肩こりに悩む方の多くに共通しているのが、日常に潜む“無意識のクセ” です。
実はこのクセ、本人は気づいていないため改善が難しく、肩こりを慢性化させる大きな原因になっています。
今回は、整体の専門家として患者さんに特によくお伝えしている “肩こりを悪化させる 3 つのクセ” を分かりやすくご紹介します。
① スマホを見るとき、頭だけ前に出る「スマホ首」
まず圧倒的に多いのが スマホをのぞき込む姿勢。
頭が前に出ると、首や肩の筋肉にかかる負担は想像以上で、頭の重さ(約5kg)が倍以上に感じられる状態になります。
● なぜ肩こりが悪化する?
- 首の後ろの筋肉が引っ張られ続ける
- 肩甲骨が外へ開き、肩まわりがガチガチになる
- 目の疲れも重なり、さらに筋肉が緊張する
特に、椅子に座ってスマホに夢中になっていると“無意識”で頭だけ前に出てしまうため、肩こり悪化の典型パターンです。
✔ 改善ポイント
スマホは目の高さに近づけるようにし、頭を前に出さない習慣を意識するだけでも軽減します。
② 仕事中、肩に力が入ったまま「無意識の力み」
デスクワークの方に非常に多いクセが、
肩に力が入りっぱなしの状態です。
- 緊張している
- パソコン作業に集中している
- マウス操作に力が入る
こうした状況では、本人がまったく気づかないまま肩がすくんだ姿勢になります。
● なぜ肩こりが悪化する?
- 常に筋肉が縮こまった状態になる
- 血流が悪くなり、疲労物質が溜まりやすい
- 長時間続くと筋肉が硬くクセづく
特に、デスクワーク中は“肩が上がっていることに気づかない”方がほとんどです。
✔ 改善ポイント
30分に一度、
- 肩を「後ろ回し」で数回ゆっくり回す
- 肩をすとんと落として脱力する
これだけで肩の力みがリセットされます。
③ バッグを片側だけで持つ「左右差のゆがみ」
意外と見落とされやすいクセが、片側の肩・腕ばかりでバッグを持つ習慣です。
買い物袋、通勤バッグ、子どもの荷物…
何気なく同じ側で持ち続けていると、体のバランスが崩れ、肩まわりの筋肉に左右差が出ます。
● なぜ肩こりが悪化する?
- 片側の筋肉ばかりが緊張して肩が引っ張られる
- 体が傾き、首の角度が変わって負担が増える
- 肩甲骨の動きが悪くなり、コリが定着する
この習慣は“無意識”で日常的に行っているため、自分で気づきにくいのが特徴です。
✔ 改善ポイント
意識して 左右で持ち替える、
または リュックタイプを使う と負担が大きく減ります。
まとめ:肩こりは「クセを変えれば」改善のスピードが変わる
肩こりを悪化させるクセは、
- 頭だけ前に出す(スマホ首)
- 肩に力が入り続ける(無意識の力み)
- バッグを同じ側だけで持つ(左右差のゆがみ)
この3つが特に多いです。
大切なのは、
肩こりは“姿勢や生活のクセ”を変えれば軽くなるということ。
もし肩こりが長期間続いている、繰り返している場合は、体のゆがみや筋肉の硬さが隠れている可能性があります。
ランナーズハイでは、姿勢と動作をチェックしながら原因に合わせた施術とセルフケアをお伝えしています。
「自分はどのクセが当てはまるか分からない」という方も、ぜひ一度ご相談ください。
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