肩甲骨が動くとこんなに違う！1分でできる“肩甲骨リセット”

「肩が重い…」「首がつらい…」「頭痛が出やすい…」
そんな悩みを抱えている方の多くに共通しているのが、

“肩甲骨が固まって動いていない”こと。

肩甲骨は背中に浮いてついている“羽のような骨”で、
本来は上下・左右・回旋といろんな方向に動けるはずの関節です。

しかし、デスクワークやスマホ時間が長い現代では、
肩甲骨が背中にピタッと張り付いたように固まり、
首や肩の筋肉に大きな負担をかけてしまいます。

今日は、整体でも患者さんに必ずお伝えしている
“肩甲骨リセット”を1分でできる簡単ケアとしてご紹介します。

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■ 肩甲骨が動かないと、体にどんな影響が出る？

肩甲骨は、背中の筋肉・首・腕とすべてつながっています。
動きが悪くなると、次のような不調が起こりやすくなります。

• 首こり・肩こりが治りにくい
• 猫背のまま固まる
• 呼吸が浅くなる
• 巻き肩が進行する
• 腕が上げづらくなる
• 頭痛が起きやすい

逆に言うと、
肩甲骨が動くだけで、体の軽さが一気に変わることも珍しくありません。

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■ 1分でできる“肩甲骨リセット”のやり方

患者さんからも「これなら続けられる！」と好評の方法です。

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① 肩を大きく後ろ回し（20秒）

1. 手を力まないようダランと下におろす
2. 肩を耳の方向に引き上げる
3. 後ろにグルンと回しながら下げる
4. これをゆっくり10回ほど

→ 肩甲骨が背中でスライドし、固まった筋肉がほぐれます。

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② 肩甲骨を“ギュッ”と寄せる（10秒×2）

1. 肩甲骨を背骨の方に寄せるイメージで胸を張る
2. そのまま5秒キープ
3. 力をふっと抜く
4. 2セット繰り返す

→ 巻き肩のリセットにとても効果的。

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③ 腕を後ろに引いて胸を開く（20秒）

1. 手のひらを外に向けたまま腕を後ろに軽く引く
2. 胸の前が伸びて気持ちいいところでストレッチ
3. 20秒ゆっくり呼吸する

→ 胸が開くと肩甲骨が自然に動きやすくなります。

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■ 肩甲骨が動くと“体が軽くなる理由”

✓ 首・肩の負担が減る
✓ 血流が良くなり、コリがたまりにくくなる
✓ 背筋が自然に伸びて呼吸が深くなる
✓ 頭の位置が安定して頭痛の予防にも

肩甲骨は“上半身の動きのハブ（中継点）”のような役割。
ここが固まっていると、どれだけ肩を揉んでも楽になりません。

逆に言えば、
「肩甲骨が動く＝上半身全体が軽くなる」
ということなんです。

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■ それでも肩がつらい…という場合は？

1分リセットで改善するのは、
**「肩甲骨周りの軽い硬さ」**が原因のケースです。

もし、

• 肩〜首が常にガチガチ
• 腕が上がりにくい
• 呼吸が浅く、疲れやすい
• 何度ストレッチしても戻ってしまう

といった場合は、
肩甲骨そのものだけでなく、
肋骨の動き・背中のゆがみ・首の位置のズレなど
複合的な原因が関係していることがあります。

当院では姿勢や動きを細かくチェックし、
肩甲骨が自然に動く体の状態へ調整していきます。

気になる方は、無理せずお気軽にご相談くださいね。

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