自律神経の乱れと体の痛みは関係ある?

「病院では異常なしと言われたけど、なんだか体がつらい…」
「肩こりや腰痛がずっと抜けない」
「疲れているのに眠りが浅い」

そんな不調が続くと、

「もしかして自律神経の乱れ?」

と耳にすることもあるかもしれません。

でも実際、自律神経と体の痛みにはどんな関係があるのでしょうか?
今回は、患者さんにも分かりやすくお話しします。

自律神経ってなに?

自律神経とは、簡単に言うと

“無意識に体をコントロールしてくれている神経”

のことです。

例えば、

  • 呼吸
  • 血流
  • 内臓の働き
  • 体温調整
  • 睡眠

などは、自分で意識しなくても体が自動で調整していますよね。

このバランスを整えているのが自律神経です。

自律神経には主に、

  • 活動モードの「交感神経」
  • リラックスモードの「副交感神経」

があります。

この切り替えがうまくいかなくなると、体にさまざまな不調が出やすくなります。

なぜ自律神経が乱れると痛みにつながるの?

自律神経が乱れると、体は“緊張状態”が続きやすくなります。

例えば、

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 長時間のスマホやパソコン
  • 疲労の蓄積
  • 不規則な生活

などが続くと、交感神経が働きっぱなしになりやすくなります。

すると体は、

  • 筋肉が力みやすい
  • 呼吸が浅くなる
  • 血流が悪くなる

という状態になります。

これが続くことで、

  • 肩こり
  • 首こり
  • 頭痛
  • 腰痛
  • 背中の張り

などにつながることがあるんです。

「痛みがあるからストレス」だけではない

よくあるのが、

「痛いからストレスがたまる」

という状態です。

もちろんそれもあります。
ですが実際には、

「ストレスや疲労によって体が緊張し、痛みが出やすくなる」

という逆の流れも少なくありません。

特に真面目な方や頑張り屋さんほど、

  • 無意識に力が入る
  • 気を張り続ける
  • 休むのが苦手

という傾向があり、体がリラックスしにくくなることがあります。

「マッサージしても戻る」のはなぜ?

自律神経が関係している不調では、

一時的にほぐしても、またすぐ戻る

というケースがあります。

なぜなら、“体が緊張しやすい状態そのもの”が続いているからです。

例えば、

  • 呼吸が浅い
  • 睡眠不足
  • 長時間同じ姿勢
  • 常に気を張っている

こうした状態が続けば、筋肉もまた硬くなりやすくなります。

だからこそ、

「筋肉だけを見る」のではなく、

  • 生活習慣
  • 呼吸
  • 姿勢
  • 睡眠
  • ストレス状態

なども含めて体を見ることが大切なんです。

自律神経を整えるために大切なこと

自律神経は、「これをすれば完璧に整う」というものではありません。

ですが、

  • 深呼吸をする
  • 湯船につかる
  • スマホ時間を減らす
  • 睡眠時間を確保する
  • 長時間同じ姿勢を避ける

など、小さな積み重ねがとても大切です。

また、体の緊張が強い方は、姿勢や筋肉のバランスを整えることでラクになるケースもあります。

体の痛みは“体からのサイン”かもしれません

肩こりや腰痛などの不調は、単なる「筋肉の問題」だけではなく、

  • 疲労
  • ストレス
  • 呼吸
  • 自律神経の乱れ

などが関係していることもあります。

「なかなか改善しない」
「理由は分からないけどつらい」

そんな時は、“自律神経”という視点から体を見直してみるのも大切かもしれません。

体は思っている以上に、心や生活習慣の影響を受けているんですよ。

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