なぜ同じ姿勢を続けると体が痛くなる?筋肉に起こっていること
「デスクワークをしていると肩や腰が痛くなる」
「長時間の運転のあと、体がガチガチになる」
そんな経験はありませんか?
実は、同じ姿勢を長時間続けること自体が、筋肉に負担をかける原因になることがあります。
筋肉は「動いているとき」だけ働くわけではありません
筋肉というと、重いものを持ったり運動したりするときに使うイメージがありますよね。
しかし実際には、座っているだけでも姿勢を維持するために筋肉が働いています。
例えばデスクワークで背中が丸まった状態になると、首や肩、背中、腰などの筋肉が姿勢を支えるために緊張し続けます。
短時間なら大きな問題にならなくても、それが何十分、何時間と続くと筋肉に負担が蓄積していきます。
「動かない」ことで筋肉が疲れやすくなる
筋肉を適度に動かすと、筋肉の収縮・弛緩によって血液が循環しやすくなります。
ところが、同じ姿勢で筋肉が緊張した状態が続くと、筋肉周辺の血流が滞りやすくなります。
すると、
筋肉が緊張する
↓
動かない時間が長くなる
↓
筋肉が疲れる・こわばる
↓
肩や腰などに重だるさや痛みを感じる
という状態につながることがあります。
そのため「運動していないのに、なぜか体が疲れている」ということが起こるのです。
「良い姿勢」でも長時間は負担になります
ここで大切なのが、「正しい姿勢なら何時間続けても大丈夫」というわけではないということです。
どれだけ姿勢が整っていても、同じ姿勢を長時間続ければ、特定の筋肉に負担が集中します。
例えば、
- パソコン作業
- スマホを見る
- 車の運転
- 長時間の立ち仕事
- ソファでテレビを見る
なども、同じ姿勢が続けば体への負担につながります。
対策は「こまめに動くこと」
長時間同じ姿勢になりやすい人は、特別な運動をする前に、まず姿勢を変える回数を増やすことを意識してみましょう。
例えば、
- 30分〜1時間に一度は立ち上がる
- 肩を回す
- 首や背中を軽く動かす
- 少し歩く
- 座り方を変える
など、ほんの少しでも構いません。
「ずっと良い姿勢をキープする」よりも、「同じ姿勢を続けない」ことがポイントです。
痛みが出る前に体を動かしましょう
肩こりや腰痛があると、「痛くなってからストレッチすればいい」と考えがちです。
しかし、日頃から同じ姿勢が続いている人は、痛みが出る前にこまめに体を動かすことも大切です。
体は「正しい姿勢を作る」だけでなく、「いろいろな姿勢に動けること」も重要です。
長時間のデスクワークや運転などで体の痛みを感じる方は、普段どれくらい同じ姿勢を続けているか、一度振り返ってみましょう。
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